今後の都市再開発はどうなるの?
カテゴリ: Q&A
今回は、大規模開発から都市再開発への動向についてお話しします。
まずは、大規模開発についてご説明します。高度成長時代からバブル期にかけて、各地で大規模な開発が行われてきました。郊外の土地に大規模なニュータウンを開発するのです。しかし昨今では、こうした大規模開発の多くは計画を終えているか、残りわずかとなっています。これに代わって増えてきているのが、大都市圏の中心部やその周辺で行われる都市再開発です。
では、都市再開発についてお話ししたいと思います。都市再開発は、そのエリアのイメージを一新するので、企業のイメージを変える可能性も大きいです。例えば、それまではどちらかと言えば、夜の街、若者の街というイメージのあった都市において、都市再開発を行うことで、大手企業や最先端のIT企業などが続々と入居するなど、夜だけでなく、昼間も賑わい客層も若者から中高年まで多様化するなど、効果は抜群です。
また、大都市圏では、高度成長時代に建設された多くのビルが今日老築化し、設備やその仕様も現代にそぐわなくなってきてしまっています。これらのビルの建て替えも、不動産業界にとって、都市再開発としての新たなビジネスと成り得ます。しかしここには、複雑な権利関係の調整などの高度なノウハウが必要となってくるため、容易ではありません。それでもこの都市再開発に大手、中堅ともに、熱心な取り組みを進めているのです。
このように、都市部を中心とする大規模開発が、今後も不動産業界の事業の中で大きな柱でありつづけることは間違いありません。
